景況も底をうったのかどうかはまだ分からないが、人材市場はこれからが本番だ。90年代初めに「大不況」が(あの時は「今世紀最後の大不況」と言っていた。)あったが、底入れしたあたりから、Job Search関連の記事や特集が多く出た。NYタイムズでも、解雇数とかのデータや、やめ方、転職、再就職の仕方なんてのがたくさん出た。コンピテンシーやら、エンプロイアビリティなんて言葉も飛び交った。Small Offcie やFamili Business なんてあったし、そういえば、Home Depot や Staples なんて店もその頃できた。という事で、久しぶりにNYタイムスを見てみたら、こんな記事がでていた。http://www.nytimes.com/2009/04/02/technology/personaltech/02basics.html?_r=1&8dpc これからのジョブマッチングのキーワードは、動画、効率、グローバルと考えている自分には、「ほら流れが来るぞ」というところだ。
大学のお役目も、晴れて今日で最終日を迎えた。約4年だったが、よい経験をした。という事で、とりあえずちらかった身辺整理をしつつ、たまった本を片付けた。とにかく乱読の3年間だったので、取っておいても邪魔な物は、古本にでも出す。どうでもよいが、目の前には、この3日間で読んだダン・ブラウンの「天使と悪魔」3巻もある。ダビンチコードが新鮮だったので、2番煎じは免れない、映画化を意識した作品という感想だ。「宗教と科学」の対立というモチーフで、日本人には「へー」の物語として見ると思うが、アメリカ人にとっては、結構身近で深刻、微妙で面白い話だろう。さて、天使というと大天使ガブリエルが有名だが、自分は昔から駄天使ルシファーに興味がある。ミルトンの「失楽園」では、神への服従にそむいて自由を選ぶルシファーとなっている。明日からは、又新しい道だ。
