2009年5月29日金曜日

5月も終る - Rournd and Round,,,

去年の今頃は「新平家物語」を丁度読了していた。今年は北方謙三にはまってしまい、途切れ防止にと、アマゾンで20冊ほど買い込んである。電車でゴルフに行くときは、2冊持って出かける。歩きながらも読む。今は連載中の「楊令伝」を少しずつ読みながら、初期のハードボイルドを乱読している。自分がハードボイルドなどを読む事になるとは考えてもいなかったが、これも流れか。ちょっと風邪気味だが、もう新型の心配はないだろう。歳も歳だし、、、

2009年5月28日木曜日

タクシー - 3都物語

東京のタクシーの自動扉に慣れてしまうと、時折行く外国で失敗する。NYでもロンドンでもタクシーのドアは自分で開閉する。乗るときはよいが、下りる時によく閉め忘れる。NYのタクシーは台数が決まっているので、雨の日に乗るのは苦労した。その日の目標額を稼ぐとタクシーが帰宅してしまうから、拍車をかける。しかし、この不況で状況は苦しいらしい。個人客離れが進んでいるので、この秋から相乗りを検討していると、今朝のNYのタブロイドに出ている。若い頃は東京郊外に住んでいて、終電後の駅からはタクシーしかなかった。あの時は確か相乗りさせられて、一人づつ正規料金を取られる理不尽さだったが、今回のNYでは「割かん」と出ている。そういえば、3ヶ月前に行ったロンドンで、広綱さんは、「最近はタクシーにチップは払わない」と言っていたが、あれは彼女の方針か?一般的個人か?聞こうと思って失念した。

2009年5月27日水曜日

西欧の近代 - 絶対価値の喪失

この後の世界はどうなるのか。青臭いとは思うが、又その手の思考意欲が頭を出した。という事で、佐伯啓思の「人間は進歩してきたのか」の再読を始めた。乱暴にまとめれば、西欧の起源は古典古代の市民精神とキリスト教の二つを基盤に重層的に変化し、自立させられた合理的個人を作り出したが、絶対的価値が崩壊し、ニヒリズムに陥った。つまり、神の権威も、それを個人に内面に取り込んだ禁欲的合理価値も怪しくなり、人としての存在の疑問の中で、悩んでいるという。確かに、最近でも、資本主義はその起源に張り付いていたキリスト教的倫理観から大きく剥離し、グローバルな危機を生んだ。世界規模の戦争はもはや無いとは思うが、経済という活動も形を変えた戦争のような物だ。と、ここまで考えて、ふと思う。古代と言ったって、高々2000年前で、人類の200万年の時間からすれば極最近の事だ。ヒトのDNAはその狩猟時代に形成されたと言う事だから、そいつらの「価値(判断の基準)」はなんて考えると、やはり「種の保存」なんて事なのだろうか。

2009年5月26日火曜日

マスク、マスク - God Bless You

色々とあるのだとは思う。お上の言う事をよく聞くのかもしれない。村社会だからかもしれない。さて、街ではマスクは売り切れ状態だが、我が家は在庫が十分だ。何故ならば、帰国してからは、風邪の時期は必ず乗り物ではマスクをしているからだ。理由はこうだ。NYでは、「クシャン!」とか、「ハックション!」とかいうのは無かったが、日本では平気でそれをする。だからの、防御策なのだ。アメリカではマスクをする習慣がないのは事実だが、それに加えて、その「クシャン!」が無いのはそういう文化だからだ。どうするかと言うと「かみ殺す」。つまり、鼻を押さえて「クチュ」とかして、日本のように盛大にはやらない。すると、隣の人が「ブレッシュー」。掲題をそのように発音する。それに、「Thank you」と返す。と言うのは、アメリカでは、体内に霊が宿っていて、「ハックション」をすると、それが逃げ出すと考えられているのだ。だから、小さい「クチュ」でも、「神のご加護あれ」と慰められて、それに「ありがとう」と返す。だから、日本のようにマスクで防御する必要性は少ないのだ。どうでもいいか。

2009年5月25日月曜日

バカの壁? - 意欲のドライバー

もう15年も前のNY時代。マラソンのタイム、初めの5時間は半年くらいで抜けたが、4時間の壁を抜くには2年くらいかかった。そして、3:57:40のタイムで2回走り、それで目標を失った。時がたち、3年ほど前からゴルフを結構やりだした。100の壁を1年くらいで抜いたが、その後道具をアレコレしながら低迷している。毎年、この季節はよくなるのだが、今月は特に調子がいい。ちょっと前の得意だったクラブに戻したせいか。しかし、今度は90の「壁」で足踏みしている。よく言われるが、心技体。マラソンは自分との戦いだが、トレーニングプログラムをこなしていけば、結果は必ずでる。しかし、ゴルフは、それだけではダメなのかもしれない。そもそもカテゴリーが違うが、またぞろ、意欲がわいてきた。