2009年3月14日土曜日
Wrapping Up - 店じまい
2009年3月13日金曜日
New York - First time for the year
2009年3月10日火曜日
信念なき人々 - 記憶も前言も
西欧の起源はギリシャだと誰かの本にあった。ギリシャは哲学発祥の地でもある。いつかは行きたいと思っているが、まだその機会に恵まれない。関係無いようだが、アメリカは宗教の国と言っていいかもしれない。宗教は信念を心に持ち、その信念を言葉に出すからだ。心に持つものと、言葉に出す物が一致している事を逆に言えば「信念」という。だから、江戸時代の「踏み絵」が成り立ったのだ。一方、何処かの国の政治化達。「記憶にありません」は言葉で心を隠蔽しているし、「前言撤回」は、言葉をもてあそんでいる。こういう事を大人の代表である政治屋が平気でして、メディアも報じるから、子供たちも何が何だか分からなくなる。「言葉を失うと全体主義を取り込む」、ハンナ・アーレントの言葉だそうだ。
2009年3月9日月曜日
これからの500年 - 逆流?
金曜日のシンポジウムの中で、「逆流するグーテンベルグの銀河系」という話があった。1450年頃グーテンベルグの印刷技術による「活版印刷」の登場は、出版、映画など近代世界のメディアの基礎を築き、それを「銀河系」という言葉で表現した。確かに、印刷物、写真、映画などは視覚を誰かの視点で固定し切り取り、複製するというパラダイムであり、世界の活動のすべてがそれで動いていた。それが、今考えれば、500年経った1950年代のコンピューターの登場での「デジタル技術」の進化により、その銀河系が逆転を始めたというのだ。つまり、固定化されていたものが、個人の世界へ解体され始めた。誰もが著者になり、読者になり、視点はバラバラになる。金融危機は100年に一度というが、もしかすると500年に一度の波動かもしれない。
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