2009年3月10日火曜日
信念なき人々 - 記憶も前言も
西欧の起源はギリシャだと誰かの本にあった。ギリシャは哲学発祥の地でもある。いつかは行きたいと思っているが、まだその機会に恵まれない。関係無いようだが、アメリカは宗教の国と言っていいかもしれない。宗教は信念を心に持ち、その信念を言葉に出すからだ。心に持つものと、言葉に出す物が一致している事を逆に言えば「信念」という。だから、江戸時代の「踏み絵」が成り立ったのだ。一方、何処かの国の政治化達。「記憶にありません」は言葉で心を隠蔽しているし、「前言撤回」は、言葉をもてあそんでいる。こういう事を大人の代表である政治屋が平気でして、メディアも報じるから、子供たちも何が何だか分からなくなる。「言葉を失うと全体主義を取り込む」、ハンナ・アーレントの言葉だそうだ。
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