2009年7月10日金曜日

こころのホメオスタシス - 行動医療法

熊野宏昭という医者の「ストレスに負けない生活」という新書をパラパラと見ていて、「行動医学」という見慣れない言葉を見つけた。Behavioral Scienceは私の分野で、「こころはともかく行動を見る」というものだ。つまり、「行動が変われば、とりあえずよし」だし、「行動が変われば、こころも変わったと言える」としても大事はないからだ。「行動医学」というのは、同様に、ストレスなどへの対処として、「起こっているメンタルな問題は、対応行動に問題があるからかもしれないので、まず行動を変えてみる」というやり方らしい。「自己イメージ」なんてものも、自分が作り出すものだから、まず白紙で「今」の現実のみに向き合い、瞬間の感性にまかせるというような(まだ理解してはいないが、)事らしい。元々人は自然治癒力がある。メンタルも同様なはずだ。何百年前にヒトのDNAができた時もそうだったはずだ。現代のヒトのこころを壊しているのは、自分自身だということか。

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