2009年9月15日火曜日

涼しさは下品下生の仏かな - 虚子

3男がシカゴで旅立つ頃の2年前の夏のブログを見返していた。留学していた2年間、一度は慰問に行こうとと思っていたが、不精してしまい、「あっと」言う間に帰国してしまった。そのブログの中に、虚子の「炎天の地上花あり百日紅」の句を見つけた。懐かしい。10年ほど前にアトランタに出張した際、炎天下の花を見つけて、上司が教えてくれた。で、今。わずかの夏が去り、間違えなく秋だ。油断したわけでは無いが、何気に体調がイアマチ。練習せねばならぬが、イマイチ。で、虚子。掲題の「下品下生」は「げぼんげしょう」と読み、極楽浄土9段の最下段。遠慮して、最下段位の気持ちよさと言うことらしい。

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