2009年3月25日水曜日

さくら - 願はくは、、、

昨年の今頃一生懸命読んでいた、「新平家物語」は、吉野の山で老いた麻鳥と蓬が「一目千本」の山桜を愛でながら語り合う場面で終る。吉野の山の桜をそのうち見たいと思うがまだ機会はない。写真はもう4年前になるが、原谷の枝垂れ桜。今年も4月初めには京都へ行く事になるが、桜はまだ残っているだろうか。NYのセントラルパークにも、リザバー(貯水池)の周りに桜があって、やはり見事に咲いていた。あの下をよくジョギングしたのが懐かしい。ワシントンのポトマックの桜を見に言った事もある。バージニアのトマス・ジェファソンの旧宅のある、モンティチェリにも確か桜が咲いていた。さて、日本。今年はかなり早く開花したが、その後冷え込んだので、長く持つかもしれない。27日は「桜の日」だそうだが、今週末が見ごろか。どうでもよいが、西行法師。「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」 と詠んで入水したそうだ。

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