2009年4月23日木曜日
利己的な遺伝子 - やがて、、、
こうして考えているヒトとしての自分は確かに存在している。しかし、ピンカーを読んでいると、過去だ未来だを語る存在でないのだと思えてくる。だから、「生だ死だなんてのはどうでもいい、必ず死ぬから覚悟しろ」とハイデガーは言ったのか。つまり、繁栄してきたのは、ヒトの心身という存在でなく、ヒトという遺伝子なのだ。この遺伝子は何百万年も前に現在の形に進化したのだが、ここ100年位で爆発した。私が生まれた頃でも20億人だったのが、50年たった今は65億人、毎日20万人増えて、20年後には80億人になるらしい。しかし、ご安心。日本は心配ない。既に人口ピークを過ぎたから、このまま行けば、人口は減り続け、食糧だって十分足りる。だから円高なんてまったく心配する事はない。世界第2のGDPなんて早晩言わなくなる。そこで、50年後の地球。間違えなく、アジアの巨大2国の人間個体で溢れている。ハイデガーは遺伝子についても正しいか。
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