2009年4月10日金曜日
Man Machine - Interface
我が家の掃除機はダイソンだ。ゴーゴーと音がする。ピーピーなどの呼び出し音がうるさいとの苦情の書き込みも多々あるが、日本の家電は総じて音が静かだ。冷蔵庫、空調なども、逆音波を出してわざわざ消音しているそうだ。アメリカは違う。ダイソンしかり、掃除機はゴーゴー。冷蔵庫はブーン。空調もガーーだ。家電だけでなく、エレベーターだってそうだ。日本のエレベーターは、停止がスムーズだが、アメリカは、ガッタンとなる。あれは、わざとそうしているのだと、かのシンドラーエレベーターの本社で話を聞いた事がある。つまりこうだ。日本人は、なんでも静かなもの、たおやかなものを好むが、アメリカ人は、機械が発する音や動きを好む。音がすることで、「ああ動いている」と実感するのだと、ビジネススクールで習った。さて、「好む」という言葉が微妙で難しいが、人間機械系における、環境との関係、機械、つまり「文明」と身体性との関係にかなりの差が生じているのだろう。どうでもいいいが、桜が散り始めたら暑くなった。
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