2009年7月15日水曜日

グローバルを見る目 - 彼我の差

「アメリカでは必要な物が必要な場所にしかなかったな」。これが、2年間留学して昨晩帰国した3男のしばらくぶりに見た日本の感想だ。アメリカと言っても、イリノイ大学はシカゴから電車で3時間も東南にいったトウモロコシ畑のど真ん中だから、そうだったのかもしれない。しかし、そういわれて考えてみると、街のつくりや、道路などの公共施設、会議、セミナーやスポーツ大会などの運営。どうも、Redundantな部分や、不要なコストが多いような気がする。道路の信号や、標識、表示も「規則」と「安全と言う名の責任回避」が多くないか。東京マラソンも、NYと比べてみると、警備、サポート、アメニティーにかける費用は、倍のような感じだ。流通だって、何層にもなり、それこそWork Sharingを昔からしていたのではないか?閉鎖社会のなかで生きてきた日本。3男のアメリカ生活2年間は、「グローバルを見る目」の核心を捉えてきたと言える。ちょっと嬉しい。

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